6歳年長でピアノ発表会に初参加、同年齢の子の演奏を聴きレベルの差を感じる、でも練習方法や達成感という大きな習得も
先日、6歳の息子(年長)がピアノの発表会に参加しました。
初めてです。
ここでは親として思ったことを素直に書こうと思います。
初めての発表会
ピアノを始めたのは5歳、年中の春からです。
それから約1年半、コツコツと練習を続けてきました。
今日はやりたくないという日もありましたが、それも数回ほど。
上手く弾けないことに悔し涙を流しながらもよくがんばっているなと感じていました。
半年前から練習開始
息子が通うピアノ教室では発表会は1年半に一度開催されます。
発表会に参加するかは基本的に自由。
参加しない子もいます。
わが家の場合、とくに参加しない理由もなかったので参加ということに。
半年前から曲選びと練習が始まりました。
練習は発表会が近づく2ヶ月前までは通常レッスンとあわせて発表会用の曲を弾くという感じ。
2曲でしたが、「譜読み」を少しずつ行っていきました。
リハーサルで不安を覚える
発表会まであと1ヶ月という時期に、リハーサルがありました。
ここでは暗譜で弾くことが条件。
さらに息子はチェロとのアンサンブルだったので、初顔合わせと音合わせがありました。
このリハーサルでは、息子が間違えた箇所を弾き直しすることでチェロと音がうまく合いません。
それまでは呑気に構えていた私も「本番は大丈夫なのか」と初めて焦りを覚えました。
そこからは「間違えても弾き直さないこと」「速さを一定に保つこと(早くなったり遅くなったりしない)」「ゆっくりでいいのでなるべく間違えない」をテーマに重点練習が始まりました。
発表会1ヶ月前からは2曲に限定
リハーサルから発表会までの1ヶ月は、ホントにしんどかった。。
自宅での練習はそれまで通常の教材(ハノンやピアノランドなど)もあわせてやっていましたが、これでは間に合わないと感じ、発表会用の曲だけに絞りました。
上手く弾けない箇所を繰り返し弾くという練習です。
ところが、6歳の子には同じことの繰り返しは退屈に感じるようで、「また~」と文句が出てきます。
これがわたしを苛立たせ、親子でピリピリモードが続きました。
発表会、無事に終える
いざ発表会当日。
何ともいえない緊張感に包まれ、私も息子にどう声をかけていいのかわかりません。
あとは静かに見守るだけ。
息子の順番がやってきました。
曲は「メヌエットト長調」と「夢を叶えてドラえもん」
心配していたチェロとのアンサンブルも無事に弾き終えることができました。
初めての雰囲気の中、よくがんばったと思います。
レベルの差は痛感
習い事に限らず子育てにおいて他の子と比べることはよくないことだとはわかっていますが、発表会に参加するとやっぱり気になってしまいます。
息子の前に年中・年長の子たちの演奏があったのですが、それはそれはすごく上手。指の動きが違うんです。
「いつからやっているんだろう?」
「どうしたらこんなに上手くなるんだろう?」
と考えてしまいました。
練習方法も習得
他の子とのレベルの差を感じることがあった発表会でしたが、総合的にはやはり出てよかったです。
息子も他の子の曲を聴いていい刺激となったと思います。
そして何より達成感を味わえたことが今後において大きな糧となると思うからです。
私自身もピアノ未経験で自宅練習での立ち合い方がイマイチわからなかったのですが、今回発表会の練習を通して少しわかったことがあります。
「幼児は片手ずつ暗譜でスラスラ弾けるようにならないと上達しない」
「上手く弾けないところは後ろから前へ弾き延ばしていき、何度も繰り返す」
要は両手で通しで何回も弾いていても上達せず、できないところを片手ずつ繰り返すことがコツなのだと実感しました。
息子もその練習方法に慣れたようで、発表会後の練習では他の曲でそのやり方を自分で実践していました。
次回は1年半後
発表会直前までは「次回の発表会は小学生高学年までいいかな」が本音でした。
ですが、発表会に出ることを目標にしてステップアップできることが実感できたので、次回はまた1年半後とし、コツコツと親子でがんばりたいと思います。