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中古マンション購入の注意点:給湯器の経年劣化(故障しやすい)、水回り(浴室・洗面所・トイレ・キッチン)も部品交換多し

約2年前に中古マンションを購入しました。
購入時は築11年。
床や壁紙などのリフォーム(全室)は行いましたが、水回り(浴室・洗面所・トイレ・キッチン)に関しては交換などせず売り主(前居住者)の使用していたものをそのまま引き継ぎました。

この2年間で故障トラブルは3回。
浴室乾燥機が1回、給湯器が1回、浴室の蛇口が1回です。

やはり目に見えないところでの劣化はあるということを実感。
中古マンションを購入する際の注意点をここで紹介しようと思います。

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1回目:浴室乾燥機の故障

物件購入後、最初に故障したのは浴室乾燥機です。

突然温風が出なくなり、画面にはエラー表示が。

修理を頼むと、部品交換で3万円の費用がかかりました。

2回目:給湯器の故障

続いては給湯器。

突然お湯が出なくなり、こちらも修理対応。

部品交換で約4万円です。

3回目:浴室の蛇口

そして3回目は浴室の蛇口。

突然蛇口をひねってもお水が出てこなくなりました。

シャワーもできません。

こちらも修理を依頼し、部品交換で約1万円でした。

原因はすべて経年劣化

これらすべて経年劣化が原因です。

中古マンションを購入した際、すでに10年が経過しているので様々な設備が消耗・交換時期に来ていたのです。

ローン契約時に加入した火災保険に、電気的機械的事故特約というオプションをつけましたが、経年劣化が原因だと保険はおりません。

火災保険に電気的機械的事故特約をつけるべきか?築10年以上の中古マンションの場合は注意が必要

これまでの故障では幸いにも部品交換で対応できましたが、おそらく今後は部品自体も製造終了(調達不可)となり設備自体を交換する時期が近い将来やってくる気がします。

ちなみに給湯器はまるごと交換となると料金は約30万ぐらいだそうです。

瑕疵担保期間を過ぎて故障は出てくる

中古マンションを購入する際(契約時)、売主は設備を含め現状がどうなっているか?(不具合はないか?故障しているかどうか?)書面にて買主に伝える義務があります。

さらに売主は買主に対し引渡しから3ヶ月間、物件の「隠れた瑕疵」について担保責任を負うことになっています。

が、実際3ヶ月はあっという間に過ぎていくもの。

わが家も3ヶ月を経過した後に故障が出てきました。

物件を見学した際や契約前に売主にヒヤリングを行いましたが、それだけでは正直設備の劣化はわからないものです。

入念なヒヤリングと値下げ交渉を

築10年以上のマンションを購入する際は、設備の更新状況やこれまでの故障履歴なども出来るだけ聞くことをおススメします。

また設備が古いままの引渡しであれば、今後の故障を見据えた値下げ交渉を行ってもよいかと思います。