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人気の中古マンションを購入したいなら複数の不動産会社と連絡を密にすべし!【体験談】

もしあなたが「中古マンションが欲しい」「でも購入したい物件は人気があって情報がない」と思っている場合は、複数の不動産会社と連絡を取り、コミュニケーションを密に行うことをおススメします。

今回は、自らの体験談をもとに「人気の中古マンションを購入するには何をすればいいのか?」をお伝えしたいと思います。

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希望の物件を購入するまでに4年間

わが家は結婚から8年間、賃貸や社宅ぐらしをしていました。マイホーム購入の自己資金がないことと、転勤・引越しの予定があることが大きな理由でしたが、それ以外に「欲しい物件がなかった」というのもありました。

子供が生まれ、進学や親の老後などを考えた時、マイホームをどこに買おうか?という疑問が初めて頭に浮かんだことを記憶しています。

結婚から4年、夫が地方への転勤が決まり、関東に戻ってきた時に購入できたらいいねと夫婦で意思確認。

結果的には戻るまでの4年間を中古マンション探しの時間に費やしました。

なぜ4年もかかったのか?

私たちも4年もかかるとは全く思っていませんでした。

「中古マンションだったらどこでもいい」と条件を緩めたらもっと早く購入できていたと思います。

でもそれは出来なかった。物件を見れば見るほど欲しいマンションが絞られていき、一つのマンションにターゲットを決め、どうすれば希望のマンションが購入できるか?というところに考えがシフトしていきました。

複数の不動産会社に希望を伝える

希望のマンションはJR・私鉄・地下鉄3路線の駅近物件。

周辺にはタワーマンションが多い中、中規模のマンションが少ない地域で手頃なサイズの人気中古マンションとして有名でした。

どの不動産会社に話をしても「1年に1度物件が出ればいい方」と言われ、「このマンションを手に入れるのは至難の業だ」と気持ちが萎えそうになった記憶もあります。

とはいえ諦めきれず、駅周辺の不動産会社(大手)には「希望マンションの物件が出たら教えてください」とお願いしていました。

その後1年経っても2年経っても出てこない、、、気持ちが焦ります。

そこで他の不動産会社にもお願いすることにしました。

複数の不動産会社に頼むことは本当は不義理なことなのかもしれません。

しかし結論としては「複数の不動産会社と連絡を密に取ったからこそ購入できた」と思っています。

不動産会社によって情報量が異なる

なぜ複数がいいのか?

それは一言でいうと「情報量」です。

1社であれば、当然1社分の情報量しか入手できません。2社以上あれば、入手できる情報量が圧倒的に変わってきます。

また不動産会社によって売買に力を入れている物件や手に入りやすいマンションが違います。

これは購入する過程でわかったのですが、人気のマンションはチラシやネットなどで情報が出る前に売れてしまう。

その貴重な情報を持っているのは実績のある不動産会社だったり、売主と契約をした不動産会社に限られているのです。

人気物件は登録前に売れてしまう

わが家の場合は、4年間の間に2度購入のチャンスがめぐってきました。

しかし、1度はローンの条件などで他に購入を希望する人に競り負けてしまったため、2度目の時は営業マンが優先的に情報を回してくれました。

不動産会社が売主との契約を結ぶ前から「こういった間取りの希望物件が出そうだ」とこっそり教えてくれたのです。

不動産業界のルールで契約後数日以内には不動産バンクのようなところに「売り物件」として登録が必要になります。

登録後はどの不動産会社でもその情報が入手できるので、当然競争率が高くなります。

しかし、人気の高い物件はそこに登録される前に売却が決まってしまうパターンが多いのです。

だから「チラシやネットなどで情報を探しても見つからない」のです。

手付金はいつでも用意できるように

希望の物件が見つかったらまずは不動産会社に過去5年間にどれぐらいの頻度で売りが出てるか確認しましょう。

そしてできれば複数の会社とコンタクトを取り、希望物件を伝えましょう。

伝えるのは一度だけでなく、自分から何度も連絡を取り「最近どうですか?物件はまだ出てきませんか?」とたずねた方が、営業の人にも「この人は本当に欲しいのだな」とアピールできると思います。

それと実際に希望物件が出てきて、購入の意思を示す時には手付金(現金)が必要。

相場として購入金額の1割が最大(4000万の物件だったら400万)のようなので「手付金がないから買うチャンスを逃した!」と後悔しないようこれだけはいつでも用意しておくことが重要です。