0 Shares

子育ての悩みを初めて相談、自治体の教育センターはそんなに敷居は高くない、大いに活用すべし

思い通りにいかないと癇癪(かんしゃく)を起こす・負けず嫌いがひどい、対処法がわからないので自治体の教育センターに相談することにした

何事も思い通りにいかないと癇癪(かんしゃく)を起こすわが息子。

このまま手立てせずに育てていいのか不安になったので、思い切って自治体の教育センターへ相談してみることにしました。

初回の様子と面談を受けた感想について書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

まずは電話で予約

わが家の住む地域の自治体では、相談を受けるには教育センターへまず電話をします。

連絡先(電話番号)は小学校から配布されたプリントに書かれていました。

就学前の学校説明会でも同じ紙をもらいました。

電話では10分ほど近況を話し、面談の予約をします。

電話した日から面談まで約10日ほどでした。

※地域によっては面談を行うまでに数ヶ月待つこともあるみたいです。

面談時:質問票に記入

初回の面談ではまず今後のスケジュールについて説明を受けました。

面談→ヒヤリング内容を会議にかけ担当者を決定(1~2週間後に結果報告)→担当者と相談といった流れだそうです。

面談では最初に質問票の記入がありました。

持ち物に母子手帳があり、生まれた時の様子(体重や分娩、おすわりやハイハイの時期)や家族構成、子供の性格や趣味、通っている小学校のクラスや担任の先生の名前なども書きました。

さらに何を相談したいか?教育センターの相談員に何をしてほしいか?(選択方式)も記入します。

私は癇癪が起こった時の対処法を知りたいと書きました。

面談時:話した内容

初回の面談は約2時間。

息子についての話をじっくりときいてくれました。

質問形式で、

  • なぜ相談を受けようと思ったのか?
  • 息子はこの面談について知っているのか?
  • 自宅でどんなことに困っているのか?
  • 息子の好きなこと(得意なこと)、嫌いなこと(苦手なこと)など

乳幼児の頃の様子を思い出しながら現在に至るまで詳しく話しました。

初回の面談ではヒヤリングのみ

初回の面談ではとくにこうした方がいいなどといったアドバイスはありません。

状況を伺うという1点に絞られていました。

ヒヤリング内容を会議にかけて誰が担当するかをみんなで決めるそうです。

その期間が1~2週間。

その後の面談(相談)回数は子供の状況によって変わってくるみたいです。

教育センター、大いに活用すべし

ほぼ一方的に話していましたが、終盤に相談員の方から「お母さんはどこかで(対処法を)勉強されてきたのですか?」「これだけのことをされてきたからこそ今癇癪を起こす時間が15~20分で抑えられている」と言われました。

その言葉を聞き涙が出ました。

私がやってきたことというのは、「怒りがエスカレートしないようにハードルを下げること」と、「見通しが立たないことでパニックを起こさないようにするために不安要素を取り除いてあげること・先のイメージを伝えること」です。

これらは息子のためというよりもむしろ自分が楽に子育てをしたいと思ったから常に考え取り組んできたことでした。

でも自分なりに努力をしてきたつもりでも息子の感情の爆発は続き、最近では頻度も爆発度合も高くなっているように感じていました。

「癇癪を起こす時間が15~20分で抑えられているのはすごいこと」という言葉をきいて涙腺が崩壊しました。

こんなに肯定的にとらえたことは一度もなかったと。

相談員の方はこうも言ってました。

「息子さんはできることとできないことの差が大きくアンバランス」

おっしゃる通り。

まだ1度だけしかも2時間しか話をしてないのに、的確に息子の特質を見抜いて寄り添ってくれたことが何よりも嬉しかった。

息子のことで悩みすぎて精神的なダメージを受けていたわけではありませんが、実際家族以外の専門的な人に打ち明けてみて気持ちが少し楽になりました。

話すって大事。

教育センターって敷居が高いと感じるかもしれませんが、そんなことないです。

相談するレベルなのかな?って思っても子育てで困っていることがあれば、いつでも相談し大いに活用すべきだと思います。

次回は担当者との面談。

これからどうしていくか?を具体的に相談することになると思います。

対策については改めて。