犬の目の下の腫れは歯槽膿炎かも、悪化すると皮膚を突き破り出血や膿が出てくることも、根本的治療は抜歯
1週間前、突然片方の目の下がボールのようにパンパンに腫れた飼い犬ですが、抗生物質を7日間飲みおかげさまでだいぶ腫れはひいてきました。
再診で前回とは別の医師に診てもらったところ、「歯槽膿炎」という病気なのだそうです。
ひどくなると出血や膿が飛び出すことも
歯槽膿炎(しそうのうえん)、あまり聞き慣れない病名ですが歯茎の奥(目の下)が腫れることで、ひどくなると皮膚を突き破り、出血や膿が出てくることもあるそうです。
飼い犬は幸いその一歩手前でしたが、原因となっている歯と歯茎の境目は黒ずみ穴が開いている状態。
薬(抗生物質)を飲んでも完全に良くなる可能性は低く、再発の可能性もあるということで、10日後に抜歯することにしました。
悪さをする歯を抜くことが根本的な治療となるそうです。
抜歯は全身麻酔で
抜歯では全身麻酔を行うので年齢的にもそれが一番の気がかりですが、このまま歯周病を放置して薬を飲み続けてもいいことはないので、やむなく決意。
ただ10歳を超えるとそう何度も何度も麻酔をかけることもできないので歯石除去を行った後、ぐらついている歯や怪しい歯(今後歯周病が進みそうな歯)も含めて抜歯する予定です。
基本的には日帰りですが、もしたくさん縫合したり、止血に時間がかかった場合は1日・2日入院となるそうです。
※麻酔の前には血液検査・尿検査で健康チェックを行います。
抜歯にかかる費用は?
抜歯を行う前日8時以降は絶食とのこと。お水は当日朝まで飲んでOKだそうです。
気になる手術費用ですが、概算で日帰りだと4万3000円ぐらい、入院(預かり)だと6万5000円ぐらいとのこと。
病気による抜歯と歯石除去なのでペット保険の適用となります。
痛みは残る、麻酔はドキドキ
薬でほぼ正常な顔つきになってきましたが、触ると怒るので痛みはまだあるみたいです。
唇をめくるのも嫌がります。
ただ食欲は落ちることなく、ドッグフードもカリカリと音を立てて食べています。
今回で2度目の抜歯。
麻酔は本当にドキドキしますし心配です。
でも歯磨きが苦手の犬でずっとこの歯の黒ずみが気になっていたのでようやくこの不安とおさらばできると思うと少し気が休まります。
抜歯後の様子も後日お伝えできればと思います。