2017/11/300 Shares

犬(ミニダックス)の目の下が腫れてるのは何の病気?原因は歯周病だった。抗生物質でまずは治療、その後抜歯の予定


10歳6ヶ月の飼い犬(ミニチュアダックス・オス)が、突然目の下が腫れてきました。(写真は腫れる数日前に撮影)

しかも約半日で顔面左右が変わってしまうほどパンパンに。

目の下から口、鼻の手前ぐらいまでボールのように膨らんでいました。

診察の結果、腫れの原因は歯周病。

まず腫れをひくために抗生物質で治療することになりました。

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その日の状況:口の部分を触るとキャンと痛がる

まだ腫れが確認できない時ですが、日課の目薬をしようと口の部分を手で握ったところ「キャン!」と痛い時に出す鳴き声をあげました。

「どこか痛いのかな?」

この時はまだ表面上に変わりはなく、痛いところがどこかもわかりませんでした。

食欲は普通で排便排尿も問題なし。少し元気がないかなという印象はありました。

数時間後に膨れ上がる

少し外出して戻ってくると、出迎えてくれた犬の顔が激変していて驚きます。

片面が今まで見たことがないぐらい腫れてボールのようになっていました。

特に腫れていたのは目の下。

触ると痛そうでしたが、触った感じはプニプニしていてしこりのような硬さはありません。

「どうしたんだろう???」

歯の状態を見たかったので唇をめくろうとしますが、めちゃめちゃ痛いらしく怒ってめくらせてくれません。

すでに動物病院の診療時間は終わっていて、夜間対応している救急病院に行くことも考えましたが、食事を与えるとすごい食べるので「食欲が落ちてないから一晩待っても大丈夫かな」と判断し、受診は翌日にしました。

結果は歯周病

診察では、獣医師が耳の中を確認したりほっぺを触ったりしていました。

結果は歯周病が悪化しているとのこと。

元々歯周ポケットが深い犬で、歯磨きも苦手(嫌い)なので、数ヶ月に1度無麻酔での歯石除去とトリミング時の歯磨きは行っていますが、それでも日頃のケアが足りていなかったようで腫れた方の奥歯の状態が悪くなっていました。

これがさらに進行すると食欲もなくなるのだそうです。

腫れをひくために今回は抗生物質を処方してもらいました。(7日分)

腫れがひいて少し落ち着いたら、全身麻酔で抜歯をすることを勧められました。

理由は再発の可能性が高いから。この腫れは半年後などに再発するケースが多いのだそう。

腫れを引き起こした奥歯はかなり色も黒ずんでいて口臭も気になるので抜歯を行おうと思っています。

ちなみに奥歯を抜いても、犬はえさを噛まずに飲み込むことが多いので食事に影響が出ることはないそうです。

もし食べずらそうだったらふやかしてあげてくださいと言われました。

その他に入浴(シャンプー)や散歩など日常生活に制限はありません。

薬の効果で腫れはひいてきました

治療費は診察料が1000円、処方料が300円、内服薬が910円で、2210円(税別)でした。

抜歯は費用がもっとかかると思います。

まだ抗生物質を1日しか飲んでいませんが、ピークの時にくらべて腫れがだいぶひいてきました。

1週間後に再診。

抗生物質で治らない場合は注射を打って治療する可能性もあるとのことでした。

その後の経過と抜歯についても後日記事にして紹介したいと思います。