0 Shares

小規模保育園から幼稚園に転園して本当によかったと運動会の練習を見て思う。その理由は同年齢の仲間の存在

年に一度の運動会。

運動会の係になって予行練習を見てきました。

一年ごとの子供の成長を見るのも楽しみですが、年長になった息子の姿を見て今回は特別な思いがありました。

「小規模保育園から幼稚園に転園して本当によかった」と。

スポンサーリンク

年少秋から転園

息子は1歳3ヶ月から3歳半まで保育園に通っていました。

保育園は無認可保育園。マンションの1フロアにありました。

在園数は全部で30人ほど。0歳児から未就学児まで利用可能です。

幼稚園に転園した理由は2つ、

「私が離職した」
「子供の成長に伴い通っていた保育園が窮屈に感じた」

からです。

再就職して認可を申請する選択肢もありましたが、待機児童が多い自治体でもあり求職中に認可に入れる可能性も少なく、預かり保育のある幼稚園を探し、年少の2学期に転園しました。

(幼稚園入園後、しばらくして復職しました)

転園を望んだわけ

息子の通っていた保育園には運動会がありません。

通っていた当初は運動会がないことにとくに違和感を感じることはありませんでしたが、幼稚園に変わり実感したことは「行事の多さ」

保育園でも行事の多いところもあると思うので、保育園=行事が少ないとは思いません。

ただ当時通っていた保育園は年間を通して行事が少ないところでした。

「運動会があったから幼稚園に変わってよかった」と言いたい訳でもありません。

よかったと思ったのは「同年齢のお友達と力を合わせて競技ができる(楽しめる)」ことです。

保育園では0歳~2歳児が半数以上を占め、3歳以上の人数が10人もいませんでした。

とくに息子と同学年のお友達はゼロ。

「小学校に入学し、30人のクラスに馴染めるのだろうか…」

保育園の生活や保育士さんの対応はとても気にいっていましたが、この点だけがいつも気にかかり卒園・小学校入学までここにいることは難しいと常に感じていました。

異年齢・同年齢

転園した幼稚園は年少クラスが2クラス(1クラス16~7人)、年中からは1クラスで33人います。

学年によって多少人数の差はありますが、大体1クラス25~30人ぐらい。

この点が「幼稚園に転園したい」という大きなきっかけとなりました。

異年齢との交流ももちろん大切だと思います。

下の子をお世話したり、上の子の背中を見て成長する。

運動会でも年齢関係なくみんなで力を合わせて頑張ることが子供たちの喜びや自信につながります。

ただ今回練習を見てて思ったのが、年少と年長では体格の差・体力の差・気力の差・発達の差が大きいです。

この時期の2年の差は本当に大きく、年少さんにとっては初めての運動会。

泣く子もいれば、飽きてしまい他の遊びをしてしまう子もいます。

年中さんは2回目で前回お兄ちゃんやお姉ちゃんがやっていた競技や踊りを経験できることでちょっと嬉しく誇らしげ。

年長となれば、身体はもう小学生並の子もいて運動会をリードしてくれる頼もしい存在に。

最終種目のリレーでは真剣勝負で挑みます。

こんな感じで学年ごとに見ると違いがあるわけで、差があることで成し遂げられないことも出てくるのです。

異年齢との交流が大切なのと同じく、同年齢の交流も大切なんです。

遊びの幅を増やすには同年齢の仲間の存在が大切

園長先生が以前、保護者会でこんな話をしていました。

「同年齢のお友達がある程度いないとできない遊びや教育もある。だからうちの幼稚園では少人数制ではなく年中からは20人以上のクラス編成となります」

この意味が今になってようやく理解できた感じです。

さすがに同学年1人と33人では全然違うし、子供同士の仲間意識も芽生え、刺激も大きいです。

私たちの暮らす自治体ではこういった同学年が少人数の保育園が少なくありません。

働くママにとっては預け先を確保することが優先となりますが、その預け先の保育園環境がもう少し充実してくれると嬉しいなと思います。