【犬(ミニダックス)】抗がん剤治療で腎臓のSDMA数値が上昇
2021年4月、飼い犬(ミニダックス・オス・14歳)に上顎のメラノーマ(悪性黒色腫)が発覚し、手術⇒抗がん剤治療とまもなく半年が経ちます。
早かったような長かったような。
術前の説明では手術でがん細胞がすべて取り切れるかは五分五分と言われましたが、手術は成功。
リンパ節など明らかな転移は見られないもののがん細胞の悪性度が高かったため、肺転移などを予防するため4回の抗がん剤治療を行いました。
抗がん剤治療は4回で終了
抗がん剤治療は4週間おきに1回投与で計4回。
慢性腎臓病(ステージ2)を抱える飼い犬にとっては抗がん剤治療によって腎臓が傷む心配がありました。
4回未満で終わらせることはあまり効果的ではないそうなのですが、腎臓が悪くなったり、他の副作用が強いなど状況によってはで止めることもあると医師から言われていました。
やってみないとわからないので抗がん剤治療を行ったところ、なんとか4回目まで投与を行うことができました。
理想としてはあと2回、計6回らしいのですが、飼い犬の状態を考えるとこれ以上の投与はリスクが高いということで4回で終了となりました。
※抗がん剤投与前後は腎臓を守るため毎回必ず点滴をしてもらいました
抗がん剤投与後SDMAが上昇
飼い犬は癌になる前から腎臓の働きを維持する薬(エースワーカー)を飲んでいて、薬を処方してもらうために毎月血液検査と尿検査を行っています。
SDMAを2年以上計ってもらっていますが、これまで20台をキープしていたものの、抗がん剤3回目投与あたりから30台へ上昇しました。
2回連続で30台となったので、これは抗がん剤治療の影響だと思われます。
ただ腎臓病の進行具合をみる他の検査項目「クレアチニン」や「BUN」「無機リン」は正常値で大きな変化はないため影響は少なくすんでいるのかもしれません。
尿検査でもたんぱくも問題ないので、薬は変更なしです。
腎臓を守るために
腎臓は一度傷めてしまうと元には戻らない臓器なので、今残っている腎臓の機能を大切にしたいと思っています。
<腎臓を守るために日々行っていること>
- 週1の鍼灸
- できるだけ毎日つぼマッサージ(腎兪とゆう泉)
- 散歩(朝20分)
- 腎臓に優しい食事