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ピアノのレッスンは音感を身につけるだけではない!5歳の息子に見られた3つの変化

ピアノのレッスン

ピアノは水泳や体操に次いで人気の習い事ですが、子供にピアノを習わせる理由はいろいろあると思います。

  • 音感を身につけてほしいから
  • 子供が習いたいと言ったから
  • 自分が幼い頃に習っていてよかったから
  • ピアノが弾ける人が羨ましくて習わせたかった

私も息子に「音感を身につけてほしい」と思ったのは事実ですが、それ以外に「手先の運動になる」と思ったことがピアノを選んだ一番の理由です。

ピアノを始めてもうすぐ2ヶ月。息子にはピアノの上達以外に大きな変化が現れました。

今回はなぜ手先の運動をさせたくて習い事にピアノを選んだのか?ピアノを始めて子供に見られた3つの変化についてご紹介したいと思います。

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ピアノを選んだ一番の理由「手先の発達を促す」

息子がピアノを始めたのは4歳10ヶ月のこと。それまでは幼稚園の課外活動でリトミックを半年間行っていました。

リトミックの集大成となる発表会で楽しそうに太鼓をたたく姿を見て、音楽に興味がありそうだと思った私は次の習い事はピアノにしようと決めました。

習い事にピアノを選んだのは音感を身につけてほしいと思ったのも一理あるのですが、ピアノを通して(親が勝手に)期待したこと、それは「手先の発達を促す」ことでした。

息子は手先の動作が苦手だった

息子は年少の頃、工作に興味がなくハサミを使うことも出来ませんでした。ぬりえや折り紙にもさほど興味はなく、上手にぬれない上手に折れないことがストレスになるようで「もうヤダ!」とすぐに諦めてしまいます。

年少の後半にもなるとお箸を使えたりひらがなで文字を書いたりする子が出てきますが、息子はどちらもやる気なし。全体的に手先を使った動作が苦手なのかな~と感じていました。

その後、工作については自宅の環境を整えて親子で工作に取り組んだところ工作が大好きになりました。

工作に興味をもたなかった年少の息子が工作好きに大変身!家で取り組んだ3つのこと

工作も手先をよく使うのでこれだけでも十分な気もするのですが、せっかく音楽に興味があるのならそちらの方面でも何か出来ないかな~と考えての決断でした。

ピアノを始めて息子に見られた変化その1:字を書き始めた

5歳の字

ピアノを始めたところ、まず最初に現れた変化は「字を書き始めた」ことです。

幼稚園も年中に進級し、徐々に字を書き始めた子が増えて周りに刺激されているのも大きな要因かもしれませんが、ドリルで何度も練習しようと言っても嫌がった息子が突然自分から名前を書き始めたのです。

名前にあるひらがなだけでなく他の文字や数字も「書きたい!」という意欲が湧いてきたようで、文字になっていないものもありますがえんぴつを持つことに抵抗がなくなった気がします。

変化その2:お箸を使い始めた

箸の練習

名前を書き始めた数日後に今度はお箸を使ってご飯を食べ始めました。

お箸は半年前から割り箸を短くしたものを渡して少しずつ練習してきましたが、一向に上達せず息子も食べられないことにイライラを募らせていました。

わが家ではお箸を使うことよりもしっかりと食べることを優先したかったのでそれほど練習に力を入れることもありませんでした。

ところがピアノを始めてから「お箸を使いたい!」と息子が言い出したのです。これには私も驚きました。

お箸を使い出してから数日後には枝豆も上手につまめるようになりました。息子も使えるようになったことが本当にうれしそうです。

変化その3:ごきげんになった

ピアノはまだ習い始めて2ヶ月なのでハ長調のドレミファソ~ぐらいしか弾けませんが、ピアノを始めたことでお箸や文字など今まで出来なかったことが出来るようになって息子のごきげんな日が増えました。

今までは「何か出来ない」ことがストレスになってよく泣いていました。しかし今はピアノで簡単な曲が弾ける、名前が書ける、お箸が使える、「自分で出来る」ことが増えて自信がついてきたようです。

ピアノは認知症予防にも効果あり?

以前「林修の今でしょ!講座」というテレビ番組で順天堂大学の白澤卓二教授が「ピアノは認知症予防に有効」と言っていたことがあります。

ピアノは5本の指を同時に使うこと、両手を使うことで脳の広範囲を活性化するとのこと。

これを聞いてなるほどなぁ~と妙に納得し「手先(指)の動作は子供の脳の発達にいいかも…」とピアノを選びました。

まだピアノを始めて2ヶ月ですが、ピアノは指を動かすだけでなく楽譜を見て、音を聞き分け、音符を読み上げる(歌う)ので、視覚、聴覚、触覚と五感を刺激するものなのだあと実感しています。

たしかに脳はフル回転しそうです。

無理は禁物。始める前に好きかどうか確認を!

ただ注意しなくてはいけないのは無理にやらせると逆効果になるようなので、まずはお子さんが音楽やピアノに興味があるかを確かめてから始めた方がよさそうです。

わが家はリトミックで音楽に興味を持ちその後ピアノはどうかを確かめるためにピアノ教室の体験に数回足を運びました。

嫌がる様子もなく「どうだった?」と感想を聞くと「楽しかった♪」と言っていたのでピアノにしました。

とくに男の子は音楽に興味を持つかどうかはタイプが分かれるようなので時間をかけた方がいいかもしれません。

この先、他にはどんな変化が現れるのか?わかりませんが、また続報をお届けできればと思います。