子供を乗せて自転車、雨の時は本当に危険!スリップして転倒し息子は頭を打つ、ヘルメットとベルトは必ずつけて
2018年7月上旬、横浜で雨の日に2人の子供を乗せた電動アシスト自転車が転倒し、お母さんが抱っこ紐で連れていた1歳のお子さんが頭を強く打ち死亡するという事故がありました。
このニュースを見て、「子連れで雨の日に自転車なんて」と思われた方もいるかもしれませんが、自分にも同じような経験があるのでとても他人事には思えませんでした。
事故の詳細
いくつかの報道によると、自転車を運転していたお母さんは30代、保育士さんで通勤途中だったようですね。
子供を連れていたということですから仕事に行く前に保育園に預ける前だったのでしょう。
事故当時は雨が降っていて、お母さんは傘をさして運転していたといいます。
おそらく片手運転ですね。
そして前かごには2歳の長男、抱っこ紐では1歳の次男を連れていたそうです。
転倒した際、一部の報道では傘が前輪に絡まってバランスを崩したと書かれていましたが、傘をさしていたら傘は車輪よりも上にありますので、一旦傘を閉じていたのかもしれません。
この辺りははっきりとした状況はよくわからないです。
街中では危険だなと思う姿を目撃することが度々
2人の子供を保育園に連れていくにはどうしても自転車が必要だったのでしょう。
1歳と2歳という年齢を考えるとイヤイヤ期全盛期でもあるし、歩かせるより自転車に乗せた方が親としてははるかに楽です。
また雨の日はバスなども渋滞で遅れがち。
仕事も遅刻できないと思ったら自転車での送迎を選ばざるを得なかったのかもしれません。
でも傘をさして片手運転して、子供を抱っこ紐でだっこするのはちょっと無謀です。
晴れた天気のいい日でも子連れで片手運転なんて私には考えられないです。
あと子供が小さすぎるということで抱っこ紐やおんぶ紐でお母さんがだっこやおんぶして自転車に乗っている姿もよく見かけます。
あれも危ない。
子供の数が多い(3人以上)と1台の自転車で移動するには1人をだっこかおぶらないと乗れないのは理解はできますが、おそらく「自分は大丈夫」と事故に遭ったときのリスクを想定していないのだと思います。
自身の体験からも雨の日は怖い
と、偉そうなことを言っていますが、自分も最近、6歳の息子を後ろに乗せて雨の日走行中、路面がツルツルしていてスリップし転倒、そのはずみで息子が自転車から投げ出されました。
息子は頭(側頭)を打ちました。
幸いヘルメットをかぶっていたのでケガはありませんでしたが、あの時のことを今でも鮮明に覚えています。
すごく怖かった。
息子が無事でほっとしましたが、すごく罪悪感がありました。
二人とも雨具を着ていて傘は持っていません。
それでも転倒事故は起こるんです。
さらに朝雨が降っていて、夕方学童へ迎えにいった際、息子の傘を自転車で持って帰ることがありました。
その時、横浜の事故と同じように前輪に傘が絡みそうになりました。
急いで自転車をとめ事なきを得ましたが、もし絡んでいたら転倒していたと思います。
自転車で傘を持って帰るのは危険だなと実感した出来事でした。
雨の日でも自転車は不可欠だけど傘はやめておいた方がいい
保育園・幼稚園の送迎には自転車は欠かせません。
わが家も子供の足だと毎日歩いて登園するのは大変で自転車は必須アイテムでした。
なので雨の日も雪の日も荒天以外は自転車で通園していました。
でも走っているときは本当に緊張しました。
路面スリップや強風、雨で視界が狭くなったりと危険と常に隣り合わせでした。
雨の日に自転車を絶対に使うな!とは言えませんが、経験上、傘はやめておいた方がいいと思います。
もし使うなら、ハンドルに傘スタンドを固定して走行するとか。
どこでもさすべえワンタッチタイプ(自転車傘スタンド)
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あと雨具もポンチョだと裾が長くて車輪に絡まる危険もあるので、なるべくひらひらしていないもの(ズボンインが望ましい)がおススメです。
ヘルメットとベルトは必ず
事故に遭ったお母さんも大切な幼い命が犠牲となり本当に悲しく辛い日々を送っていることと思います。
このお母さんには申し訳ないですが、「自分だけは大丈夫」「今日は大丈夫」と過信しないことが何よりも大事で、常に「事故に遭ったらどうなるか?」を予測しリスクを少しでも減らすことを考えて行動することが必要です。
とくに子連れで自転車に乗る場合は慎重になった方がいい。
事故が起こってから後悔しても遅いです。
子供の命を守るためにはヘルメットとベルトは必ずさせてくださいね。