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犬を自転車のカゴに入れるのは危険、転倒してミニダックスが前足を負傷(打撲)、頭は48時間様子見、治療は注射と薬で

自分の不注意で飼い犬にケガをさせてしまいました。

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自転車が転倒、犬が地面へ投げ出される

わが家には車がなく、動物病院へ行くのもいつも自転車です。
犬は前のカゴに入れて。

「自転車が倒れたり、犬が落ちたら危ないな~」と以前から思っていました。

でもついやってしまっていた私がバカでした。

この日は病院ではなく、犬を少し離れた公園に連れていこうとしていました。

途中、靴紐がほどけていることに気付き、自転車を道路の脇に止め、靴紐を直していました。

その時です。

後ろから猛スピードで走ってきた軽トラがなぜか私の自転車のハンドルに接触し自転車が転倒したのです。

自転車の前のカゴには飼い犬(ミニダックス・11歳)が乗っていました。

犬はかごから放り出され、地面に体をぶつけました。

「大丈夫?」犬に声がけしても当然返事は返ってきません。

軽トラは姿を消していました。

幸いにも犬は平然とした顔をしていたので少し安心して帰宅。

家で様子を見ることにしました。

数時間後、動かなくなる

ところがその日の夕方(事故から4~5時間後)、犬が動きません。

食いしん坊なのでおやつで気を引いてみても近づこうとしません。

少し歩きますが、びっこをひいている感じ。

これはおかしいと思い、全身を触ってみると、前足の脇を抱えようとすると「キャーン」と悲鳴をあげます。

この時、ケガをしていることがわかりました。

すでに診察時間は終わっていたので、次の日に病院へ行くことにしました。

結果は打撲、痛み止めの注射を打ってもらう

病院へ連れていくのも苦戦しました。

抱っこしようとすると痛みが走るようで泣きます。

かといってキャリーバックも底に厚板などは入っていないため嫌がります。

考えた末、ダンボールに入れて連れていくことにしました。

問診の後、聴診器でお腹を確認。

レントゲンを撮り、結果が説明されました。

診断の結果は「打撲」

幸いにも骨折や脱臼はありませんでした。

前足が骨折した場合、足がぐにゃっとなったり、身体が傾いたりと、前足2本で立つ姿勢はとらないそうです。

細かい骨にも異常はなく、触診で腫れも見当たらないことから「打撲」という診断に。

犬は痛みが後から出てくることがあるそうです。

飼い犬も事故直後はそれほど痛がってなく、普通に歩いていましたが、徐々に痛みが出てきた感じです。

医師いわく、腫れも内出血している場合などは後から腫れてくることもあるとのこと。

今回の治療は消炎鎮痛剤の注射と3日分の薬(Cオンシール5mg)を処方してもらいました。

あと1週間ぐらいは運動を控え、回復までは安静にということでした。

頭と内臓はしばらく様子見

一番心配だったのは「頭やお腹を打っていないか?」ということ。

先生に「頭やお腹(内臓)は大丈夫でしょうか?」と聞いてみたところ、頭については詳しい検査をしてみないとわからないということでした。

人間であれば頭部のMRIを撮ったりしますが、犬の場合、レントゲンを撮ってもほとんど映らないそうで、48時間様子を見るしかないとのこと。

頭に異常があれば、その間に「嘔吐」や「神経症状(瞳孔がひろがったり、眼振といって眼球がけいれんしたように動いたり揺れたりする、斜頸)」が起こったりするみたいで、何か症状が出てから対処することになるそうです。

※犬の頭蓋骨は厚みがあり意外と頑丈だそう。

またお腹についても嘔吐や食欲不振、排便・排尿障害などがあれば検査が必要ですが、飼い犬は事故直後から病院に行くまで食事はしっかり取れてましたし、翌朝もおしっことうんちをしていたので現時点では問題ないという所見でした。

自転車の前かごに入れるのは危険

薬を飲み切って、普通に歩くようになれば再診は不要ですと言われました。

治療代は保険適用で約2500円。(保険がなければ約8000円)

骨折などがなくて本当に安心しました。

でも今回の件で、自転車の前のカゴに入れるのはもうやめようと思います。

皆さんもいつこういったアクシデントが起こるかわからないので注意してくださいね。