犬(ダックス)の顔(片側)が腫れる、原因の奥歯の膿、抗生物質飲んで1週間で腫れはひいた
13歳の飼い犬(ミニダックス/オス)の顔が突然腫れました。
数年前に腫れた時は驚きましたが、今回は「あ~またか…」という感じ。
原因は奥歯の歯周病による膿でした。
前回の治療は抜歯
前回は今回とは反対側の顔(目の下の頬)が腫れました。
飴玉を入れているような丸い腫れ方。
前回は抗生物質を1週間飲んでから根治治療のために抜歯しました。
他の歯も傷んでいたので計15本抜きました。
今回はまずは内科的治療
今回は前回とは反対側の顔が腫れました。
腫れ方も同じで飴玉を頬に入れているような感じ。
腫れて目が小さくなっていました。
今回は数日前に前兆がありました。
毎日腎臓の薬を飲んでいるのですが、薬を飲ませようと口を開けると「ギャー」と悲鳴を上げるのです。
その泣き方が尋常ではなく、何か異常があるのではと受診したところ、とくに歯茎が腫れているなどの異常はありませんでした。
でも痛かったから悲鳴を上げたんでしょうね。
数日後、腫れてきたので再び受診。その時は奥歯の歯茎から膿が出ていました。
抗生物質と炎症を抑える注射を2本打ち、1週間分の抗生物質(VIRDENTMYCIN75/VIRBAC)を処方してもらいました。
腫れている間はなんとなく元気がありませんでしたが、1週間後には腫れはひいて食欲も元に戻りました。
根治のために抜歯をするか?
アプリコット動物病院の記事によると病名は「根尖膿瘍」というそうです。
関連リンク:根尖膿瘍/アプリコット動物病院
わが家の場合は抗生物質をトータルで2週間飲む予定です。
腫れはひいたものの再発する可能性があるので、根治のために抜歯してその部分を洗浄してあげる外科治療の選択肢がありますが、飼い犬は初期の腎不全があるので抜歯をするかどうかはまだ決めていません。
もし抜歯(手術)をする場合は、前日から入院して事前に点滴をして血流をよくして万全の体制で行うということです。
抜歯後も1日は入院して経過をみるそうです。
腎臓に疾患があると麻酔のリスクが高くなるため、外科治療を行わず、再発のたびに内科治療を行うこともあると言われています。
個人的にはすべての歯で歯石もたまり、口臭もあり、再発の可能性が高いので抜歯してスッキリしたいのですが、腎臓への負担を考えると慎重になりますね。
まだ結論が出ていないので、その後については追って加筆したいと思います。