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都内でマンション購入を検討中の方必見!資産価値が下がりにくいエリアはどこ?

マンション

  • これから都内にマンションを買いたいけど、どこにしよう?
  • マンションを買うのにいい条件って何だろう?

人生で一番の大きな買い物となるかもしれないマンション。せっかく買うのなら資産価値が下がらない物件を選びたいものですよね。

最近、横浜の傾きマンション問題が起きたことで、マンション購入を検討中の方は「これから購入するにはどんな条件のマンションを選べばいいのだろう?」と思ったのではないでしょうか?

マンションを購入する際、建物の構造や部屋の間取りも重要ですが、「どんな場所に建てられているか?」といった立地や周辺環境も資産価値を決める上では大切な要素となってきます。

不動産コンサルタントの後藤一仁さんによると、東京都内でマンションを購入する場合、資産価値が落ちにくく割安なエリアは、文京区の「茗荷谷」、豊島区・新宿区の「目白」、調布市の「仙川」なんだそうです。

なぜこの3つのエリアの資産価値が下がりにくいのか?それはこの3つのエリアには購入の上で大切な条件(立地・周辺環境)が揃っているからなのです。

そこで今回はマンションの資産価値が下がりにくい5つの条件と3つのエリアのおすすめポイントをご紹介します。

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築年数でマンションの資産価値は下がるもの

通常、マンションは築年数とともに資産価値は下がっていくものですが、選ぶマンションによっては10年後も購入価格のままだったり、もしくは10年後や15年後に価値が半分になってしまう物件もあります。

わが家は最近中古マンションを購入しましたが、築11年目にもかかわらず購入した価格は当時の販売価格よりも約15%上がっていました。(都内ではない)

それでも立地や周辺環境が気に入りどうしてもそのマンションが欲しかったので購入に踏み切ったわけですが、もし次にこの家を売る場合、同じように売れるかは未知です(涙)

ただ、今のご時世こんなケースもあるんだということをどうぞお含みおき下さい。

資産価値が下がりにくい、買うのいい条件とは?

それでは資産価値が下がりにくい条件(立地や周辺環境)とはどのようなものでしょうか?重要度が高いものからご紹介します。

駅に近い 大きな沿線がそばにある

山手線の駅

「駅からの距離」というのは資産価値を決める上でとても重要なポイントになります。

これは東京都内だけに言えることではなく、例えばちょっと都心から離れていても駅から近い方が資産価値は下がりにくくなるんだそうです。

駅からの距離は理想は徒歩5分圏内、ただこの条件をクリアするのは難しいため7分圏内でもOK。

少子高齢化になると駅近の物件はより需要が高まりますので、転売を考えている方は必ず押さえておきたいポイントです。

「マンションを買うなら駅近がいい」と言われますが、当たり前すぎて案外見過ごされ買ってみたら駅から遠かったということもよくあるのだとか。

買いたい!という衝動だけで判断しないように気をつけましょう。

歴史的に由緒のある土地柄や高台を選ぶべし!

高台

2つ目のポイントは「高台」です。

東京都内では縄文時代に陸だったところと海だったところがはっきりと分かれています。

【参考】wikipedia 古代の海岸線

縄文時代から陸だったところは地盤が強固で、「高台」に位置する箇所が多く、今のように建築技術がない時代は大名や上級武士が自然災害を防ぐためこのような場所に住んでいたと言われます。

都内だと東大のある文京区の本郷や三田、広尾、その他に港区や渋谷区にも多く存在します。

ではそのような場所をどうやって調べたらいいのでしょうか?

古地図やネットで「大名屋敷があったエリア」と検索すると簡単に調べられますので、参考にしてみて下さい。

国立大・有名私大が近くにある

大学

国立大学や有名私立大学が近くにあることで学校のブランドイメージがそのまま街のイメージとなり、資産価値が下がりにくくなります。

また有名大学の付属小学校や中学校などがそばにある場合も人気のエリアとなり資産価値が下がりにくい要因となるでしょう。

桜が見える公園が近くにある

桜

周辺環境に緑が多い、見晴らしがいいというのも重要なポイントになります。

自宅のバルコニーでお花見が出来るとなれば広告のインパクトも大きくなり、人気も高まります。

わが家が買ったマンションは桜の見える公園は近くにありませんが、近くに銀杏並木のキレイな神社があります。

ある不動産アドバイザーから「マンションはリフォームなどで(自分の手で)変えられても、環境や立地は変えられない」という言葉が強く残っていて、その環境こそが購入の大きな決め手となりました。

夜間営業しているスーパーが2店舗以上ある

スーパー

生活するのに欠かせないのはやはりスーパーですよね。

どうして2店舗なのかというと1店舗だと撤退するリスクがあるためで、夜間も営業しているスーパーが多ければ多いほどいいと言えるでしょう。

仮に自分が夜間にスーパーを利用しなくても次に住む人が利用するかもしれませんよね。資産価値というのは他人からどう見られているか?が重要になってくるんだそうです。

資産価値が下がりにくいエリアには好条件が揃ってる!

東京

では実際に都内でマンションを購入する際、どのエリアがいいか?

10月20日放送の「ノンストップ」で公認不動産コンサルタントの後藤一仁さんは、次の3つのエリアを薦めていました。

茗荷谷駅周辺

1つ目は地下鉄丸の内線の茗荷谷駅周辺です。

茗荷谷がおススメの理由!

  • 立地が高台である
  • 近くに国立大のお茶の水女子大がある
  • 桜のキレイな教育の森公園がある
  • 駅前に夜間営業のスーパーが2店舗ある


  • さらに中古マンションの場合、港区や渋谷区と比べて一般的に約20%割安なんだそうです。文京区は他にも教育施設が多いので子育ての環境にも良さそうです。

    目白駅周辺

    2つ目はJR山手線の目白駅周辺です。

    目白がおススメの理由!

  • 江戸時代には大名の別邸が連なる由緒ある土地柄
  • 山手線沿線で抜群のアクセス
  • 近くに私立学習院大学がある
  • 桜の美しい目白庭園が近くにある
  • 夜間営業のスーパーが2店舗ある
  • 仙川駅周辺

    3つ目は京王線沿線の調布市にある仙川駅周辺です。

    仙川がおススメの理由!

  • 立地が高台である
  • 近くに私立白百合女子大学がある
  • 夜間営業のスーパーが5店舗ある


  • そして港区や渋谷区と比べて中古マンションの価格が40%~50%とかなり割安な点が大きな魅力です。都心からは少し離れますが穴場のスポットですね。

    住み替えや売却を考えるなら資産価値は重要

    資産価値を考えながらのマンション選びは実際にはなかなか大変なもの。わが家も5つの条件すべては当てはまっていませんがあれもこれもと条件をつけていくうちに購入まで約4年の月日がかかりました。

    死ぬまでずっと住み続けると決めているのなら話は別ですが、ライフスタイルが変わり将来に住み替えや売却を考えているのであれば、資産価値が下がりにくいマンションを選ぶ方がのちのち後悔が少なくてすむかもしれません。

    お気に入りの物件に出会えるまで多少時間がかかっても「これだ!」と納得のいくマンションが見つかるといいですね^^