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飲食店の食品ロスを解消するサイト「tabete.me(タベテ)」を利用すればお得なごはんが食べられるかも、店舗数170のフードシェアサービス

飲食店の食品ロスを解消するサイト「tabete.me(タベテ)」をご存じでしょうか?
2018年4月よりスタートした国内初のフードシェアリングサービスです。

最近は様々なメディアで取り上げられ注目を集めているサービスで、7月12日放送のTBSビビットでも「食品ロスを利用してお得なサービスをゲットしよう」の特集にてこの「tabete.me」が紹介されていました。

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まだ食べれるものがお得にゲット

「tabete.me」を運営している株式会社コークッキングの代表者川越一磨さんは元々飲食店に勤めていて、飲食店でたくさんの食品を廃棄している問題に直面し、欧米などですでにサービスが始まっているフードシェアサービスを日本でもできないか?と考え、作ったのがこの「tabete.me」なんだそうです。

「tabete.me」は登録された飲食店が様々な事情で余ってしまった食品(ランチや試作品など)を割引したお得な価格で会員に提供するというもの。

ビビットで紹介されていたのは、麻布十番にあるワイマーレでランチに提供されたつなぎを一切使っていない豚肉100%ハンバーグ。

ランチの値段は1000円ですが、「tabete.me」で提供されるハンバーグ弁当(野菜付)がなんと300円。

ひき肉は足がはやく、雨などの天候不良で売れ残ってしまったものは今まで廃棄処分していたそうなのですが、このサービスを利用してからは完売して食品ロスが減ったことをオーナーも実感しているとのこと。

「tabete.me」で購入した商品は飲食店に取りに行くのが条件ですが、美味しいハンバーグが安く食べれるので家や会社の近くにあるお店だったら、コスパのいい食事ができそうです。

店舗は都心部から全国へ

2018年7月時点では店舗数は170ほど。

今のところは東京や横浜などエリアは都心に限定されています。

代表の川越さんはビビットのインタビューで、ゆくゆくは全国に展開していきたいと抱負を語っていました。

会員数はすでに2万5000人いるそうで、サービスが全国にひろがればもっと増えそうです。

食品ロスを削減するために

まだ食べられるのに廃棄されている食べ物(食品ロス)は、日本では年間646万トン。

日本人1人あたりに換算すると、毎日茶碗1杯を廃棄していることになるそうです。

そのうち飲食店など事業所で廃棄されるのが約半分。

残りは家庭などから廃棄されているそうです。

私も報道されるまではそれだけの量が無駄になっているとは思いもよりませんでした。

食品ロス対策の通販サイト「KURADASHI.jp(蔵出し.jp)」は激安価格で買い物ができて社会活動団体に寄付もできるんだって、NHKあさイチで紹介

以前紹介したサービス「kuradashi.jp(蔵出し)」とあわせて、利用していきたいと思います。