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飼い犬(ダックス)の腰背部に1㎝ほどのしこり、細胞診(生検)の結果は嚢胞(のうほう)

2年前より飼い犬(ミニダックス・14歳・オス)の腰背部にしこり(腫れ)があります。

最初に発見したときは6mmほどでしたが、最近少し大きくなった気もしたので念のため細胞診(生検)を行いました。

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しこりの様子

触った感じまつるっとした丸いしこりです。

プニプニした柔らかいものでもありませんが、カチコチの硬いものでもありません。

ほどよい弾力。

しこりの周りの皮膚と一緒に持ち上げることができます。

下の骨とは分離している感じです。

本人も特に触られて痛がる様子はありません。

しこりの上の皮膚には普通に毛が生えているので触って確認しないとしこりがどこにあるかわからないぐらいです。

検査の結果は良性の嚢胞

これまでは様子見でいたのですが、半年前に上顎のメラノーマ(悪性黒色腫)を切除したこともあり悪性腫瘍(がん)だったらと心配で細胞診を希望し行いました。

細胞診は針でしこりを何度も刺して細胞を採取し検査します(検査料金は数千円)

結果はわりとすぐに出て悪性を疑う細胞は見当たらず、良性のものであることがわかりました。

嚢胞(のうほう)というそうです。

結果を聞いて安心しました。

ただこの嚢胞、大きくなって破裂することもあるそうで、今後もこまめに観察していこうと思います。

今回の検査結果では良性ということでしたが、横浜市青葉区のレオ動物病院のブログに「汗腺嚢胞が長期の経過を経て腫瘍化した犬の1例」という記事があり、良性であっても病変が腫瘍に移行したケースが紹介されていたので、気をつけておかないとと思いました。

犬も早期発見と早期治療が大切

半年前のメラノーマを経験し早期発見と早期治療の大切さを身をもって知りました。

犬というか動物は自分から具合が悪いとか痛いとか言ってくれません。

飼い主が気をつけてあげないと病気が進行してしまいます。

腰背部のしこりも最近のちょっとした異変が気になって検査をお願いしました。

私は日頃から犬の身体を触って変化がないかを確認しています。

触りすぎて犬に嫌がられることもありますが…

犬にストレスがかからない程度に、軽くマッサージしてあげるように、普段から犬の身体を触りながらボディチェックするとちょっとした変化も気づいてあげられると思います。