2017/09/28
風邪で声が枯れる、1ヶ月治らないと思ったら原因は声帯ポリープだった!完治には手術が必要らしい
1ヶ月半前に風邪をひきました。その後、声が出なくなりかすれ声がしばらく続きました。
風邪による声枯れはこれまでに何度か経験したことがあったのでまたかと思っていたのですが、今回は1週間経っても良くならず。
のど飴を食べても3週間ずっとハスキーボイスでこれはちょっとおかしいと思い、耳鼻咽喉科へ。
鼻からファイバースコープ(内視鏡カメラ)を入れて診察すると、声帯ポリープが出来ていたのです。
驚きました。
今回は声帯ポリープの症状と原因・治療法(処方された薬)・治療から2週間経過した状況などをご紹介したいと思います。
別の病院では結節と言われる
声帯ポリープと診断されたのは2つ目の病院でした。
最初に行った耳鼻咽喉科でも内視鏡カメラで診察してもらいましたが、その時は「声帯に結節(タコのようなもの)が出来ている」と言われました。
声帯に何かが出来ている!?
それだけでビビッてしまった私はセカンドオピニオンとして別の医師を訪ねます。
その医師の診察結果は「白っぽくとんがったもの=声帯ポリープ」というものでした。
セカンドオピニオンを行った理由はもう一つありました。それはつんくさんのことを思い出したから。
咽頭がんで声を失ったつんくさんは告白本で「何十年ものかかりつけ医に診てもらうものの、のどの違和感(声のかすれ)が消えることがなく、別の病院でがんと診断された」と語っていたからです。
声帯ポリープの症状
主な自覚症状は「声枯れ」、薬剤師の方によると声帯ポリープの症状としては他に「声が出にくい」「喉の痛み」があるそうです。
私の場合は声が出にくいということはなく、最初は声が出ない日が続いていましたが、その後はかすれる=ハスキーボイスが気になっていました。
ただ声帯ポリープが出来ていると言われた場所は、数年前に痛みがあったところでした。
その時もいろんな病院で検査してもらうものの、腫瘍などできものは見当たらず粘膜が弱い人はホルモンの影響も関連しているかもしれないと言われていました。
痛みは自然と消えたので放置していました。今思えば肉眼で確認できるポリープはなかったものの前兆はあったような気がします。
原因は発声の仕方?
声帯ポリープの原因は「大きな声を出すことが多い」「咳の頻回」などいろいろあるようですが、女性の場合は発声の仕方が悪いと声帯に負担がかかりポリープができやすくなるみたいです。
私の場合もお腹から声を出さず、のどの部分(声帯)で発声しているため声帯を酷使していたようです。
予防にはできるだけ腹部から声を出すようにすると効果的らしいです。
カンロ ボイスケアのど飴(90g)[飴 乾燥対策 のど飴]
|
声が出しやすくなったのど飴
【訳あり】のど飴 すだちの香り(70g)
|
とても美味しいおススメののど飴
治療は投薬、完治には手術
治療方法はまずは投薬です。完治するには手術しかないようですが、薬でギリギリまでポリープを小さくしましょうと説明がありました。
1週間、処方されたステロイド剤(プレドニン錠5mg)と抗プラスミン剤(トラネキサム酸錠250mg「YD」)を服用し経過観察のため再診。
7日間で尖がっていた白いポリープが少し丸みをおびしぼんできたので、さらに2週間、抗プラスミン剤(トラネキサム酸錠250mg「YD」)と吸入ステロイド喘息治療剤(フルタイド100ugエアゾール)を服用しています。
※ステロイドは眠りが浅くなる副作用があるみたいです。1週間の服用でも夜何度も起きる症状がありました。あと胃が弱い人は胃薬を一緒に処方してもらった方がいいかもしれません
※治療中、日常生活で気をつけることは保湿と大声を出さないこと。飲酒は適量ならOKみたいです。
ちなみに手術の場合は、声帯の動きを止める必要があるため入院(1泊2日)が必要のようです(病院によっては日帰りのところもありますが)
投薬2週間で声枯れは改善
声帯ポリープと診断されて2週間が経ちますが、声のかすれは少し改善されてきたように感じます。
医師によると声枯れの程度、多少枯れていてもOK(日常生活に支障がない)と思えるならば手術は不要ということでした。
素人の考えとしてはポリープが癌化しないかと心配もあるので、病理検査などできることはやってもらってから手術するかどうか決断したいと思っています。
追記:1ヶ月後にはポリープ小さくなっていました(続編書きました)